世界中を襲う新型コロナウィルスの荒波は、コスタリカ社会も脅かしています。
第一波は3月に、空からやってきました。空港を経由して、主に首都圏を中心に広がっていきましたが、政府や保健機関、病院などの万端の準備によってこれをなんとか抑え込むことに成功しました。
しかし、5月ごろから陸路でコスタリカを襲った第二波にはうまく対処できず、感染の拡大を封じ込めることはできませんでした。感染は拡大の一途を辿り、9月には陣頭指揮をとっていた保健大臣のダニエル・サラス氏の父親も感染し、大臣も自主隔離という事態にまで発展。現在も毎日数百人から千人前後の新規感染者を確認しています。
第一波、第二波それぞれについての記事をハーバービジネスオンラインで発表しました。
・第一波について
■コスタリカはなぜたったの1か月でコロナ患者を半減させられたのか?
・第二波について
■コロナ対策の優等生だったコスタリカを襲った、強烈な“第二波”が浮き彫りにした「人類の共通課題」